人とAIの「共進化」への挑戦! トップ国際会議が続々と論文採択する遠藤太一郎教授の研究開発内容とは(2025年6月23日配信版_後編)

目次

本編動画

2025年6月23日に、以下の目次で「ほぼ週刊、AI動向のイマとミライ」動画を配信しました。

0:00 (1)イントロダクション
2:09 (2)改めて、遠藤 太一郎 教授の活動紹介
6:59 (3)AIが成熟する方法を研究開発しながら、人の進化を支援するAIプロダクト群を提供
18:06 (4)具体的なAIの欺瞞リスク
19:51 (5)具体的な動きの例

各チャプターの概要は以下の通りです。

(1)イントロダクション  

(2)改めて、遠藤 太一郎 教授の活動紹介  

(3)AIが成熟する方法を研究開発しながら、人の進化を支援するAIプロダクト群を提供
・「①人類滅亡等の高いAIリスク」と「②急激な社会変化」
・これまでのAIは知識・スキル(横軸)のみ学習してきたが、研究開発内容としてはAIの人間性の成熟ともいえる縦軸を学習し展開(「頭の良さ」と「道徳性や倫理性」は別物(直交仮説)、直交する縦軸の成長を後押しするAIの学習方法を考案)
・ビジョン:「成熟したAI」と「人の進化を支援するAIプロダクト群」が「人とAIの共進化」の触媒になり超知能時代に人生を謳歌する人を最大化
・AIの欺瞞リスクをある種無理やり押さえ込んでいる状況だと、AIがAIを開発する時代において、リスクを押さえ込むモチベーションがどんどんと低減する可能性
・AIが成熟する方法を研究開発しながら、プロダクトに成熟したAIを組み込み、人の進化を支援するAIプロダクト群を提供している
・人とAIの共進化サイクルへの挑戦:視座が高まった既存AIとの関わりで人の意識も成長し本来の自分を生きる × 人の意識の進化で各種データの視座が高まり、それを学習したAIの視座も上がる  

(4)具体的なAIの欺瞞リスク
・自己保存のために嘘をつく、わざと出来を悪くみせる、建前と本音の使い分け、目標達成のために人を騙そうとする
・Apollo Researchの調査レポートによる、AIが意図的に「人を欺く」例  

(5)具体的な動きの例
・AI分野のトップ国際会議「AAAI」のPSS Workshopにて口頭発表 し「最優秀論文賞」に選出、•機械学習分野のトップ国際会議「ICML」のMoFA Workshopへの採択
・AIが視座を高める方法/データの公開
・成人発達理論x成熟したAIx人材・組織開発 構想
・東京学芸大学 / 日本青年会議所との共同プロジェクト:生徒の探究学習をサポートする伴走者を支援するAI 参考:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000112864.html

登壇者情報

遠藤 太一郎

株式会社カナメプロジェクト CEO
国立大学法人東京学芸大学 教育AI研究プログラム 教授

AI歴25年。18歳からAIプログラミングを始め、米国ミネソタ大学大学院在学中に起業し、AIを用いたサービス提供を開始。AIに関する実装、論文調査、システム設計、ビジネスコンサル、教育等幅広く手がけた後、AIスタートアップのエクサウィザーズに参画し、技術専門役員としてAI部門を統括。上場後、独立し、現在は株式会社カナメプロジェクトCEOとして様々なAI/DAO/データ活用/DX関連のプロジェクトを支援する。国際コーチング連盟ACC/DAO総研 Founder等

https://kaname-prj.co.jp/

湯川 鶴章

株式会社エクサウィザーズ AI新聞 編集長

米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

https://community.exawizards.com/aishinbun

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この記事を書いた人

人ひとりが自分な好きなこと、得意なことを仕事にして、豊かに生きる。 そんな社会に向けて、次なる「The WAVE」を共に探り、学び、創るメディアブランドです。

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