本編動画
2026年5月6日に、以下の目次で「ほぼ週刊、AI動向のイマとミライ」動画を配信しました。
0:00 本日のアジェンダ
1:30 なぜKarpathy氏の発言が重要なのか
2:37 Software 3.0とは何か
5:29 vibe codingとagentic engineeringの違い
9:36 AIと人間の役割分担
14:48 「理解」というボトルネックと、それを軽減するためのLLMナレッジベース
23:06 まとめ
AI時代に本当に問われるのは、「どの作業をAIに任せるか」ではなく、「人間は何を理解し、どう判断し、AIエージェントをどう指揮するのか」なのかもしれません。今回取り上げるのは、OpenAI創業メンバーの一人であり、Tesla Autopilotにも関わったAndrej Karpathy氏の講演です。Karpathy氏は、vibe codingを「誰でもソフトウェアを作れるようにする底上げ」と位置づける一方で、その先に来るagentic engineeringを、複数のAIエージェントを組み込んだ作業ワークフローを設計し、人間が仕様・検証・品質責任を握ったまま成果物を作る技術として語っています。
動画では、Software 3.0、vibe codingとagentic engineeringの違い、AIの「能力のムラ」、人間とAIの役割分担、そして「思考」は外注できても「理解」は外注できないというKarpathy氏の重要な論点を整理します。AIは調査、要約、比較、コード生成、論点整理をどんどん担えるようになります。しかし、何を目指すのか、なぜ重要なのか、どの判断に責任を持つのかは、まだ人間側の理解にかかっています。最後に、その理解を支援するLLMナレッジベースと、社会がagent-native economyへ向かう可能性について考えます。
登壇者情報

遠藤 太一郎
株式会社カナメプロジェクト 取締役
国立大学法人東京学芸大学 教育AI研究プログラム 教授
AI歴25年。18歳からAIプログラミングを始め、米国ミネソタ大学大学院在学中に起業し、AIを用いたサービス提供を開始。AIに関する実装、論文調査、システム設計、ビジネスコンサル、教育等幅広く手がけた後、AIスタートアップのエクサウィザーズに参画し、技術専門役員としてAI部門を統括。上場後、独立し、現在は株式会社カナメプロジェクトCEOとして様々なAI/DAO/データ活用/DX関連のプロジェクトを支援する。国際コーチング連盟ACC/DAO総研 Founder等

湯川 鶴章
株式会社エクサウィザーズ AI新聞 編集長
米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。


