【解説AI】シンギュラリティはSFを卒業した!Google DeepMind最新論文「From AGI to ASI」より、AIの進歩を「測る」時代を考える

目次

本編動画

2026年6月25日に、以下の目次で「ほぼ週刊、AI動向のイマとミライ」動画を配信しました。

0:00 本日のアジェンダ
3:11 この論文は何を問うているか。AGI・ASI・UAIという3つの物差し
12:46 UAI(Universal AI:万能AI)とは何か?
14:55 AGIからその先のASIへ至る【4つの道筋】
22:19 再帰的自己改善とシンギュラリティ
25:43 たくさんのAIは本当に賢い集団になるのか
28:03 ASIへの進歩を阻む【6つの壁】
34:07 面白ポイント①:超知能は一つの「脳」ではなく、一つの「組織」かもしれない
36:26 面白ポイント②:AIは人間とは違う進化圧を持つ
37:39 面白ポイント③:人間の「遅さ」が、実は強みかもしれない
41:08 面白ポイント④:いまのLLMは、万能知能への現実的な入り口かもしれない
42:37 面白ポイント⑤:ASIは神ではない
46:42 面白ポイント⑥:AI社会にも「市場」と「官僚制」が生まれるかもしれない
47:29 面白ポイント⑦:シンギュラリティは「予言」から「測定産業」になる
51:43 この論文の意義:シンギュラリティを、SFの空想から測定対象へ引き戻した

「AGI=人間並みのAI」が実現すれば、それでAIの進歩は一段落するのでしょうか。
今回取り上げるのは、米Google DeepMindが公開した論文「From AGI to ASI」です。DeepMind共同創業者のShane Legg氏や、AIの知能を数学的に扱う研究で知られるMarcus Hutter氏らが、AGIのその先、つまり人工超知能ASIへ向かう道筋を整理しています。
ポイントは、AGIはゴールではなく、むしろ坂の途中の標識にすぎないかもしれない、という見方です。AIに使える実効計算量は近年、年約10倍のペースで伸びてきました。もしこの流れが続けば、たとえ最初は1,000体しか動かせない高価なAGIでも、5年後には同じコストで1億体を動かせる可能性があります。
動画では、AGIからASIへ進む4つの道筋、進歩を阻む6つの壁、そして「シンギュラリティ」がSFの話ではなく、測定し、予測し、議論すべき研究テーマになりつつあるという変化を、本論文を8時間強かけて読破したAI研究者・遠藤太一郎さんと読み解きます。
AIはどこまで賢くなるのか。企業や仕事にはどんな影響があるのか。そして私たちは何を見ておくべきなのか。最新論文を手がかりに考えます。

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登壇者情報

遠藤 太一郎

株式会社カナメプロジェクト 取締役
国立大学法人東京学芸大学 教育AI研究プログラム 教授

AI歴25年。18歳からAIプログラミングを始め、米国ミネソタ大学大学院在学中に起業し、AIを用いたサービス提供を開始。AIに関する実装、論文調査、システム設計、ビジネスコンサル、教育等幅広く手がけた後、AIスタートアップのエクサウィザーズに参画し、技術専門役員としてAI部門を統括。上場後、独立し、現在は株式会社カナメプロジェクトCEOとして様々なAI/DAO/データ活用/DX関連のプロジェクトを支援する。国際コーチング連盟ACC/DAO総研 Founder等

https://kaname-prj.co.jp/

湯川 鶴章

株式会社エクサウィザーズ AI新聞 編集長

米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

https://community.exawizards.com/aishinbun

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この記事を書いた人

人ひとりが自分な好きなこと、得意なことを仕事にして、豊かに生きる。 そんな社会に向けて、次なる「The WAVE」を共に探り、学び、創るメディアブランドです。

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